大阪府が新型コロナ対策会議 吉村知事「緊急事態宣言を要請すべきだと思います」
大阪府が新型コロナ対策会議 吉村知事「緊急事態宣言を要請すべきだと思います」
新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、大阪府は20日午後、大阪府庁で「第46回大阪府新型コロナウイルス対策本部会議」を開き、国に緊急事態宣言の発出の要請を行うことを正式に決めるとみられる。 【中継】大阪府がコロナ対策会議 「緊急事態宣言」要請は?(2021年4月20日)
会議冒頭、大阪府の吉村洋文知事は「非常に厳しい感染状況、感染拡大の状況にあります。先週は過去最多になる日が多く、千人を超える陽性者という状況になっています」と話した。 そして「まん延防止等重点措置が始まり本日で2週間と1日が経過しました。ほぼ2週間となる先週日曜日に過去最多を更新する状況となり、医療がひっ迫している状況を考えると、まん延防止等重点措置だけでは効果が十分ではなく、変異株の感染拡大力、重症化率の高さを考えると、緊急事態宣言を要請すべきだと思います。きょうの会議で最終決定をしていきたい」と続けた。
吉村知事は、これまで報道陣らの取材に対し、宣言が出された場合、テーマパークや大規模な商業施設などを中心に休業を要請する考えを示している。