【3公演ALLレポート】ひとりひとりが主役だった『EBiDAN THE LIVE CRUISE 2024』ライブレポート「これからも夢をつかみにいきましょう!」
EBiDANの番組からついにユニットが登場
後半は「DAN!DAN!EBiDAN!」企画ユニットだ。「DAN!DAN!EBiDAN!」はテレビ東京で放送中の「EBiDANの魅力がDAN!DAN!世の中に広がっていく!」をコンセプトとしたレギュラー番組だ。毎週、さまざまな企画でEBiDANの魅力を引き出しているが、その企画から結成されたユニットだ。 トップバッターは「IKE!IKE!福男ランキングドリームユニット」だ。番組内で発表したブレイク運ランキング上位4人と残念ながら振るわなかった下位4人のメンバーで構成されている。参加メンバーは、シューヤ(超特急)、山中柔太朗(M!LK)、柴崎楽(SUPER★DRAGON)、杢代和人(原因は自分にある。)、MORRIE(BUDDiiS)、阿久根温世、志賀李玖(ICEx)、近藤駿太(Lienel)だ(ちなみに杢代と志賀は生年月日が一緒である)。 披露する楽曲は「Lucky Ageryuo」。ランキングによって衣装も白と黒と対象的、振り付けのフォーメーションにも取り入れられている。歌詞にはラッキーアイテムとして番組内に挙げられていたものも含まれていたりとユーモアもありつつ、かわいい振り付けに会場は釘付けだ。そこにMORRIEやシューヤが力強いボーカルで歌い上げ、杢代はラッキーをおすそ分けするように軽やかにステージ上を走り回る。さらに山中の甘いセリフには会場からも大歓声が上がった。 2組目は世代別ドリームユニットだ。世代別に小エビから甘エビ、車エビ、伊勢エビにわけられており、参加メンバーは伊勢エビがタクヤ(超特急)、佐野勇斗(M!LK)、KENSHIN(ONE N’ ONLY)、志村玲於(SUPER★DRAGON)、車エビは、山中、ジャン海渡、飯島颯(SUPER★DRAGON)、YUMA(BUDDiiS)甘エビは長野、小泉光咲(原因は自分にある。)、HARUKI、SHOW(BUDDiiS)甘エビはハル(超特急)、竹野世梛、八神遼介(ICEx)、高桑真之(Lionel)の16人と大所帯だ。歌唱する楽曲は「飛躍」。 それぞれにスタンドマイクがあるが、そこには世代ごとのエビがついており、徹底している。バックスタイルからスタートするため、スタンドマイクを手に正面を向くと、客席から笑みが漏れる。世代ごとになんとなく衣装が統一されているのも印象的だ。フォーメーションを組みつつ、全ての世代にスポットが当たるのが嬉しいところ。スタンドマイクパフォーマンス!?も披露し、会場を沸かせた。 3組目は「歌おう!ドリームユニット」。振り返れば、わりと歌う機会が多いDAN!DAN!EBiDAN!。メンバーはタカシ(超特急)、佐野、山中(M!LK)、田中(SUPER★DRAGON)、高田彪我(さくらしめじ)、TETTA(ONE N’ ONLY)、武藤潤(原因は自分にある。)、SHOOT(BUDDiiS)、千田波空斗(ICEx)、武田創世(Lionel)。タカシと千田から始まる曲は「More Than Precious」。ボーカルをしっかりと聴かせていく。真っ白な衣装に身を包み、しっとりと披露。普段あまり聞くことができない組み合わせのハーモニーが新たな化学反応を生み出したのではないだろうか。 続いて登場したのは、原色のスーツに身を包んだMORRIE、KEVIN、シューヤ、EIKU。SUPER CREATIVEユニットだ。曲は「HERO」。 4人の歌声が響く中で、センターステージにHAYATOが登場。ラップで強い存在感を示す。さらに客席にジャンが登場し甘い歌声を加え、どこかスタイリッシュなステージングを展開した。実はこちらの楽曲はKEVINが作詞作曲、ジャンはラップ詞で制作に参加。 昨年、KEVINは療養で活動休止中だったため、エビライには欠席。その際、総監督のユーキがKEVINに楽曲制作を、ということを口にしていたが、それが叶えられたことになる。 それぞれのユニットで改めてEBiDANのパフォーマンス力の幅広さを見せつけたが、ここでは終わらない。続いてはEBiDAN DANCE部のステージだ。 まずは高岡ミロが「ぶち上がる準備できていますか!」と煽り、長野凌大とともにDJタイムで盛り上げていく。EBiDANの楽曲と、クラップと掛け声で一体感が高まる。 そして、センターステージにトップバッターの筒井俊旭(ICEx)が登場。タップダンスでスタートだ。タップ音に合わせて手拍子も湧き起こる。続いては、サイファー参加のメンバー全員でパフォーマンスを披露。全員で、というものもあれば、組み合わせに分かれて、というシーンもある。 センターステージに移動するとダンスバトルへ。DJブースが盛り上げる中、バトルスタートだ。 超特急のアロハから始まり、玉木盛柊(EBiDAN NEXT OKINAWA)、ICExの山本、森田璃空(Lienel)が激しいダンスを見せ、塩﨑太智(M!LK)へ。 曲調が変わり、池田、黒木将盛(EBiDAN NEXT TOKYO)とクールなダンスへ。 ジャズダンス経験もあるSHOW、さらにユーキはしなやかなダンスを見せていく。2公演目ではFUMIYAとセクシーな絡みを見せる場面も。 そんなFUMIYAのパートでは兄のHAYATOが加わり、高尾兄弟でのセッションでファンを楽しませたあと、HAYATOはソロでも魅せる。 EBiDAN NEXT OKINAWAの玉木、西田瑛音の2人が見せ、FUMINORIへ。 続いて、ドラム、ボーカル面でも魅了したEIKUからMASAHIRO(超特急)、西田。ラストブロックを飾るのはSUPER★DRAGONの志村玲於、EBiDAN NEXT TOKYOの荘司亜虎で締めくくった。 と、1公演目と2公演目は同じ順番で展開していったが、3公演目ではフリースタイルに。ユーキがマイクを握り、仕切っていく。 1公演目、2公演目ではタップのみだった筒井、さらにはDJに徹していた長野も参加。 それぞれがここまでとは異なるダンスを見せ、よりのびのびと楽しそうにしているのが印象的だ。年齢、先輩後輩関係なく、我こそは!と飛び出し、刺激を受けて新しいものが生まれてきそうで会場も熱気にあふれた。