40代、50代必見! 「中顔面短縮メイク」で顔のまのびを解消して小顔に/広瀬あつこさんの提案
■プロセス2 アイシャドウで「涙袋」をつくり、平坦な目の下にメリハリを
小さなアイシャドウブラシにくすみオレンジのアイシャドウを取り、下まぶたの黒目の真下、涙袋のふくらみの下に影を入れる。ブラシを左右に動かし、黒目の幅にぼかして。 「涙袋とは、目の下の部分にあるぷっくりふくらんだ部分。涙袋がない人でも、くすみオレンジの影を入れることで『あたかもあるように』見せることができます。涙袋がもともとある人も、このメイク法で、よりぷっくり感が強調されます」
■ここで使用したコスメ 「涙袋がない、または、昔はあったけれどペシャンコになってしまったという人が、涙袋のふっくら感を復活させるには、くすみオレンジのアイシャドウが最強。チークにも使えるマルチパウダーなら、涙袋メイクしたことがバレず、自然な仕上がりに」 肌から浮かず、すんなり影になりすます、くすみオレンジ。チークやリップとしても使える。
──広瀬さんから、40代、50代のOurAge世代に向けてのメッセージを。 「太っているわけでもないのに、40代、50代になると顔が大きく見えるのは、『中顔面』のまのびのせい。痩せていると、よけいに頰の縦長印象が増してしまうことも。 頰の位置を高く見せるためには、チークやハイライトも有効ですが、筋肉の力を借りてリフトアップするのも『ちょっとだけズルい』メイクのテクニックのひとつ。ストレスがたまったなと感じたら、即、側頭筋をマッサージして『中顔面』のまのびを防ぐことも大事です。 また、「涙袋」は女性らしさの象徴。メイクでこっそりつくるなんて、初めて聞いたかもしれませんが、『中顔面』を短縮し、女子力もアップして一石二鳥。しかも、チークの入れすぎなどのようにイタいメイクにならず、さりげなく、かわいく、若見えすることができます。 『ちょっとだけズルい』テクによる、メイクのアップデート法、いかがでしたか? これからも、皆さんがまだやったことのない、けれど、めちゃめちゃ効果的な若見えテクを披露しますので、ぜひ楽しみにしていてください!」 【教えてくれたのは】 広瀬あつこさん ヘア&メイクアップアーティスト。大物女優や人気モデル、著名美容家から指名が殺到するほどの人気。さまざまな女性向けメディアの美容企画で、誰でも簡単に真似できて美人になれるメイクテクニックを紹介していて好評。著書に『スマイルメイク』(世界文化社) 撮影/藤澤由加(人物) ヘア&メイク・モデル/広瀬あつこ 取材・文/小田ユイコ