SNSなどで呼びかけか 男性を車に監禁、暴行を加えたなどの疑い 少年らを逮捕・送検
現金を脅し取ろうと、知人の男性を車に監禁し、暴行を加えたなどとして、非行集団のメンバーとみられる少年らが逮捕・送検されました。 営利目的略取や傷害、監禁などの疑いで逮捕・送検されたのは、フィリピン国籍で愛知県岩倉市に住む19歳の少年や犬山市の18歳の男子高校生ら3人です。 警察によりますと、3人は今年8月、瀬戸市の路上で、現金を脅し取る目的で22歳の男性を車の中に監禁した上、岩倉市内の公園で殴る蹴るなどの暴行を加えけがをさせたなどの疑いが持たれています。 調べに対し、3人のうち、2人は容疑をおおむね認めていますが、岩倉市に住むアルバイトの18歳の少年は「金を脅し取るつもりはなく、暴力も振るっていない」と否認しています。 また、3人がSNSなどで呼びかけて公園に集まった少年ら5人も男性に対する傷害などの疑いで逮捕・送検されています。 少年らは、県内で暗躍する非行集団のメンバーとみられ、一部が被害にあった男性と知人関係にあったということです。 メンバーと男性の間には金銭トラブルがあったということで、警察が事件の経緯を詳しく調べています。