自民小渕氏「全国の選挙に弾み」 沖縄県議選、公認候補が全員当選
自民党の小渕優子選対委員長は17日、沖縄県議選で公認候補20人全員が当選したとしてコメントを発表した。「逆風の中、歴史的に党勢が最も厳しい沖縄で勝利を挙げた意義は極めて大きい。県政への影響のみならず、全国各地の選挙に大きな弾みになる」とした。派閥裏金事件の影響で地方選敗北が相次ぐ中、党勢回復につなげたいとの期待感を示した形だ。 茂木敏充幹事長は党役員会で「公明党などと合わせて16年ぶりに県議会で過半数を獲得できた」と強調。2年後の知事選に触れ「県政奪還につなげたい」と訴えた。麻生太郎副総裁も「久しぶりに良い結果が出た」とたたえた。