「荒れる」の声が多い2022年相場が意外に堅調と見るワケ
荒れ模様を予想する声が多い2022年の株式相場。だが、筆者の森永康平氏は「比較的堅調な展開」を予想する。その理由とは?(写真:Yoshitaka/PIXTA)
会社四季報オンラインに執筆している専門家が新年の株式市場の展望を解説する、特別連載「私の新年相場展望」。初回は経済アナリストで、金融教育などを手がけるマネネのCEOを務める、森永康平氏の相場展望をお届けする。2021年は前年に続き、新型コロナウイルスに大きく影響を受ける1年となった。日本国内ではデルタ株のときほどは影響がないものの、世界的に見れば、昨年11月中旬頃からオミクロン株が少しずつ経済に影響を与え始めている。 2022年も引き続き新型コロナに影響を受ける部分もあると考えるが、個人的には株式市場は比較的堅調な展開を続けると予想している。本稿ではその理由を説明していきたい。
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森永 康平