息子が浮気現場を目撃…45歳妻が「持ち帰った食べ物」からわかったこと
妻の指示で大企業に就職
妻との出会いは、友人のアーティストのライブペイントで、同じ年の妻と意気投合。妻は海外の大学を卒業し、金融関連会社に勤務するエリートで、当時の女性が憧れるブランドのバッグを誇らしげに持っていたとか。 「僕でも知っているフランスのハイブランドバッグで60万円もするという。そういう異世界の女性に心惹かれたんです」 妻も大和さんの個性に夢中になり、すぐに妊娠。26歳で出産します。 「彼女の貯金は300万円以上あったのに、僕はゼロ。妻に激怒されて、デザイナーの夢を捨てて、大手企業に転職しろと厳命されて従いました。興味が持てない仕事を、心を殺してこなしているうちに、20年が経過していました」 妻の指示に従い仕事をしていたら、中途採用なのに異例の出世をしたそうです。妻は仕事ができるために、多忙だったとか。20~30代は海外出張も多く、幼い息子のケアをするために苦労した話が始まると、大和さんのマシンガントークが止まりません。いかに我慢をして妻を支えたかをずっと話していました。 「でも、妻のいいところは、僕に対して細かく配慮をしてくれるところ。僕は学校や両親に嫌いなものを残さず食べなさいと言われ、苦しい思いをしたトラウマがあります。それに対して妻は配慮してくれて、嫌いな食べ物を絶対に家に持ち込まずにいてくれたんです」 それなのに、桜エビがバッグの中にあった。他人にとっては小さなことでも大和さんには大きな問題です。 「それまで、いろいろ不審なところはあったのですが、息子も可愛いし、両親が揃っていた方がいいと思うので我慢していました」
息子が目撃した「現場」
妻が浮気をしていることに最初に気づいたのは息子だという。 「2年前、息子が高校時代、妻に反抗をしたことがありました。理由を聞くと、塾帰りに妻が知らない男の車に乗って帰宅するのを見たと言うんです。息子はこの4月から大学生になり、彼女ができ、横浜デートをしていたところ、妻が知らない男性と腕を組んでいる姿を見たと教えてくれました」 さらに息子は、帰宅すると妻がトイレの中で誰かと電話しており「愛してる」などと話しているのを聞いてしまった。息子が、「なんでトイレで電話してんの?」と聞くと、「そんなのするわけないじゃない」と妻はごまかしたと言います。 妻の写真を見せていただくと、肉感的な体に黒髪ロングヘアで、モテそうな印象です。自分が美人だと自覚している女性特有のオーラがあり、目の光が強い。経営者の妻にいそうなタイプだと思った私の気持ちを察知したのか、「僕は義母から“あの子はもっといい男と結婚すると思った”とよく言われていました」と言います。 義実家に軽視されながらも、結婚生活を続けたのは、息子の存在もありますが、妻に人生を任せておけばなんとかなるという安心感の中で生きているのが心地よかったからだそうです。 「先ほど、僕の嫌いなエビを持ち込んだ話をしましたが、妻から大切にされているという実感はありました。ただ、ここ1年くらい、深夜帰りや外泊が増え、“自由になりたい”とか言い出すようになったんです」