対抗戦で古木誠也がHOOST CUPの國本真義と王者対決。“削り”の國本に古木は「打ち合いになれば自分が倒せる」【KNOCK OUT】
KNOCK OUTが9月6日、都内で「KNOCK OUT 2024 vol.5」(10月12日、東京・後楽園ホール)の追加カード発表会見を開催した。 KNOCK OUTとHOOST CUPの対抗戦が行われ、KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王者の古木誠也(G1 TEAM TAKAGI)がスーパーファイトでHOOST CUP日本バンタム級王者の國本真義(MEIBUKAI)と対戦する。 古木は8月の後楽園大会でサンティアゴ・ペルシバル(アルゼンチン)と対戦。1、2Rを優勢に進めたものの、3Rにペルシバルの左ハイキックで右まぶたをカットし、ドクターストップでのTKO負けの危機となるも、そこから一気にラッシュをかけ、初の国際戦でKO勝ちを収めた。 國本はREBELSに参戦経験があるもののKNOCKOUTは今回が初参戦。今年5月にJOHSEIを破り、HOOST CUP日本バンタム級王座を獲得している。
古木は「しっかり仕上げてきっちり勝ちます。KNOCK OUT代表でここに立たせてもらっているので、絶対に負けない気持ちで勝ちます」、國本「ベルトを背負って戦うので、絶対に負けるわけにはいかない。しっかり仕上げて試合に臨みます。僕はずっとHOOST CUPで試合をさせてもらっていて、長年狙っていたベルトをやっと獲れたところなので、恩返しではないがせっかく獲ったベルトを傷つけるまねはできないので、しっかり対抗戦に勝って、ベルトの価値を上げていきたい」とそれぞれ対抗戦ということを意識。 相手については古木が「自分より戦績が多いのでテクニックはあると思うが、自分はいつも通りの戦いをして倒す」、國本は「すごいパンチ力でどんどんKOをしているが、僕は50戦以上やってKO負けはないので、KO負けすることはないと思う。しっかり勝ちに行く」とそれぞれ語る。
また國本が「長所をつぶしながらしっかり削って倒したい。映像をいくつか見たが、パンチ力はあるが、もらうところはもらってくれるので、そういうすきをしっかり突いて倒しに行く」と戦略をちらりと明かすと古木は「特に気にせずいつも通りいきます。自分はもらっちゃうところもあるが、打ち合いになれば自分が勝てるので倒します」と返す。 國本は「しっかりと削って削って嫌がるところを突いていく。古木選手のすきを突くような一瞬の攻防に期待してほしい」と語ったうえで、打ち合いについては「状況を見て。まずは殺しながら、時を見て打ち合いに入れればと思う」と語る。この國本の“削り”宣言に古木は「削られる前に倒していきたい」と語った。
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