岐阜県を流れる杭瀬川 池田町付近で氾濫発生
今日31日、岐阜県を流れる川の木曽川水系の杭瀬川付近で氾濫が発生しました。ただちに命を守る行動をとってください。
杭瀬川で氾濫発生
岐阜県を流れる木曽川水系の杭瀬川で氾濫が発生しました。 12時20分現在、岐阜県では大垣市に「緊急安全確保」池田町にも「高齢者避難」の情報を発表していています。直ちに、市町村からの避難情報を確認するとともに、各自安全確保を図るなど、適切な防災行動をとってください。
避難時の注意点は
①できるだけ早く、川から離れましょう。その際、氾濫した水は、茶色く濁っているので、水路と道路の境や、ふたが開いているマンホールの穴が、確認できません。やむを得ず、氾濫した水の中を歩いて避難する時は、棒や傘などで、足下を確認しながら移動しましょう。 ②氾濫した水の流れは、勢いが強いので、あっという間に浸水してしまいます。水の深さが50センチくらい(大人の膝程度)だと、歩くのが困難になりますし、50センチ以上になると、車で避難した場合、車ごと流されてしまう危険性があります。状況が悪化する前に、早めの避難行動を心がけてください。 ③家の周辺が冠水してしまった場合は、外に出る方がかえって危険です。また、離れた避難所に行くことが困難な場合は、緊急避難として、近くにある、高い堅牢な建物にとどまることも、選択肢の一つです。 自治体からの避難情報や、災害情報、気象情報を確認し、安全確保を第一に考え、なるべくリスクを少なくする行動をとってください。
日本気象協会 本社 日直主任