玉乗りのようだが…倒れない 車輪がボール、次世代型乗り物「オムニライド」はなぜ生まれた?
好きなことなら大変でも頑張れる
星野教授は、幼少期は木工に熱中し、中学ではモーターで物を動かすだけでなく、速さを変えることにも挑戦し、集積回路を組み合わせてデジタル時計を自作しました。高校時代にはマイクロプロセッサーを設計し、大学ではそのスキルをしっかり習得したくて電気電子系の学科を選びました。 「要はものづくりが好きで、現在に至るまでずっと好きなことをやってきたんですね。これは大事なことで、自分が好きなことや、やりたいことに取り組んでいれば、大変でも頑張れるじゃないですか。若い世代は、自分は何が好きなのか、どんなことに興味があるのかに気づいてほしい。そして身近で見てきた親御さんは『こういうものが好きだったよね』とアドバイスすることができるのではないでしょうか」
朝日新聞 Thinkキャンパス