【中山金杯】「前走4角5番手以内から連対」は複回収率150%! データで導く穴馬候補3頭
藤岡佑介騎手の中山遠征は「買い」! アルナシーム
3頭目はアルナシーム。ハイレベルだったドウデュース、セリフォス世代の朝日杯FS4着馬で、その後は1800m戦を中心に勝ち星を積み重ねてきた。今回の鞍上には藤岡佑介騎手が想定されている。 藤岡騎手は栗東所属ながら中山を得意とするジョッキーだ。過去5年の騎乗成績は【7-1-5-32】複勝率28.9%、単回収率154%、複回収率172%。年間10鞍あるかないかという機会だが、藤岡騎手の中山遠征は逃さずに買っておきたい。 アルナシームは左回りが不得手な馬で、エプソムCと富士Sの敗戦は度外視可能。また、1800mだと引っかかる割にマイルは【1-0-0-7】と振るわず、合わない距離でGⅠ挑戦だった前走も悲観しなくていい。 ベストが右回り1800mなのは間違いないが、以前に比べて我慢が利くようになった今なら2000mも悪くないのではないか。距離不安で人気を落とすなら妙味ありだ。 <ライタープロフィール> 鈴木ユウヤ 東京大学卒業後、編集者を経てライターとして独立。中央競馬と南関東競馬をとことん楽しむために日夜研究し、X(Twitter)やブログで発信している。好きな馬はショウナンマイティとヒガシウィルウィン。
鈴木ユウヤ