ホンダ「レブル1100スペシャルエディション」登場! エンジン性能の向上と快適性のアップグレードも実施【海外】
フレームなど車体の基本構成は従来型を踏襲するが、ライディングポジションはよりリラックスしたものになった。ハンドルバーはライダーに向かって28mm後方に移動し、ステップは50mm前方に移動。シートは高級ウレタンフォークを使用したうえで厚みを10mm増し、さらに座面もわずかに拡大することで乗り心地を向上した。ハンドルバーは上方にも移動したとしているが具体的な数値は記載されていない。おそらく10mm上がったシート高に合わせたものだろう。 このほか、キャスター角28度/フォーク傾斜角30度のスランテッドフォークやφ330mmディスク+ラジアルマウントキャリパーのフロントブレーキ、前18/後16インチホイールなどには変更なしだ。 新たに追加されたスペシャルエディションは、ホンダ純正アクセサリーによるファクトリーカスタム。欧州/北米ともDCT仕様のみがラインナップされ、小ぶりなビキニカウルやバーエンドミラー、ダイヤモンドステッチ風シートといった特別装備が光る。
ユーロ5+に適合したレブル500はシート素材改良、メーターの視認性向上ほか
欧州で発表された2025年モデルのレブル500は、ユーロ5+に適合するため新しいECU設定とOBD2-2排気センサーでアップデートを受けた。 このほかに、シート素材の改良とハンドルバー位置の最適化、リヤショックのバンプラバーの形状変更、LCDディスプレイの明るい外光環境下での視認性を向上するといった細かい変更を受けている。 こちらは従来モデルからSエディションが存在し、日本仕様のレブル250 Sエディションと同様に専用シート、フォークブーツ、ビキニカウルを装備する。レブル1100スペックエディションと同様の新色オレンジが追加されている点も見逃せない。
車名CMX1100 Rebel / DCTCMX1100T Rebel / DCTCMX1100SE Rebel DCT 全長×全幅×全高2240×850【835】×1125mm2240×850【845】×1180mm2240×880×1125mm 軸距1520mm←← 最低地上高120mm←← シート高710mm←← キャスター/トレール28°/110mm←← 装備重量226kg【236kg】240kg【250kg】237kg エンジン型式水冷4ストローク並列2気筒 SOHC4バルブ←← 総排気量1084cc←← 内径×行程92×81.5mm←← 圧縮比10.5:1←← 最高出力88.4ps/7250rpm←← 最大トルク10.0kg-m/4750rpm←← 始動方式セルフスターター← 変速機常時噛合式6段リターン /6段DCT←6段DCT 燃料タンク容量13.6L←← WMTCモード燃費20.4km/L【18.8km/L】←18.8km/L ブレーキ前φ330mmディスク +4ポットキャリパー←← ブレーキ後φ256mmディスク +1ポットキャリパー←← タイヤサイズ前130/70B18←← タイヤサイズ後180/65B16←← 価格未発表←← 車体色青灰橙、黒 ※諸元は欧州仕様 ※【 】内はDCT