ホンダ「フィット」が106.5万円~デビュー。広い室内&燃費の良さでカローラ超えの爆売れ!【今日は何の日?6月21日】
●最新型フィットは、販売台数がヤリス(4代目ヴィッツ)の1/3と苦戦
フィットとヴィッツは、その後モデルチェンジし、ハイブリッド車や安全運転支援技術の追加などによって進化し続けた。しかし、コンパクトカー市場には、日産自動車「ノート」やトヨタ「アクア」、「ルーミー」などの人気モデルの登場に加え、軽のハイトワゴンも領域侵犯し、フィットとヴィッツの存在は徐々に薄れてしまった。 そして、2020年2月10日にヴィッツ(4代目)がそれまでの海外ネーム「ヤリス」に車名を変更、一方のフィットもその4日後に4代目フィットがデビューした。新型フィットも堅調な人気を獲得しているが、2023年販売実績ではフィットは登録車トップのヤリスの1/3と大差をつけられ、苦戦が続いている。 ・・・・・・・・ ホンダファンなら、利便性ならN-BOXで十分、ちょっと贅沢ならフリードが良いと考えるのか、2台ともフィットを上回る販売を記録し、フィットの存在感が薄れている。2026年頃と予想されている次期フィットに期待したいところだが、激戦区のコンパクトカー市場、存在感を示すには、あっと驚く秘策(EV?)が必要ではないだろうか。 毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかもしれない。
竹村 純