【全日本】むーちゃん&せーちゃんがアジアタッグ初戴冠も、MUSASHIはまたも発言ゼロ
<全日本プロレス:後楽園大会>◇24日◇東京・後楽園ホール 王座戦へ向けた記者会見に続き、MUSASHI(33)はまたもや、しゃべることを許されなかった。 全日本プロレス後楽園大会でアジアタッグ王座戦が行われ、王者組・佐藤光留(43)&田村男児(25)に、MUSASHI&吉岡世紀(36)が挑戦した。 挑戦者組はパワーあふれる王者組の攻撃に苦しみながらも、吉岡のキックや2人同時のドロップキックなどで流れを取り戻し、最後はMUSASHIが二天一流(コーナー上に座る相手を左肩に担ぎ上げ、後頭部からマットにたたきつける変形エメラルド・フロウジョン)で佐藤を仕留めて3カウントを奪取。「むーちゃん、せーちゃん」がうれしい初戴冠となった。 だが試合後、MUSASHIがマイクをつかんでしゃべろうとすると、この日も吉岡がそれを強奪。「アジアタッグ・チャンピオンは、むーちゃん、せーちゃんだ!」と絶叫した。 続いて吉岡が「初めての全日本のベルト! めっちゃうれしい。うれしいけど、今日取ったのはむーちゃんだから。みんなむーちゃんの声聞きたいよね」と話すと会場からは大「むーちゃんコール」。そして吉岡はMUSASHIにマイクを渡した。 マイクを持ったMUSASHIがうれしそうに「みんなー!」と叫んだところで、まさかの退場の音楽。MUSASHIの声はかき消された。憤まんやり切れない表情で音響スタッフの方を見るMUSASHI。その後のバックステージでも吉岡の喜びの声に押し切られて、結局、MUSASHIはこの日も発言ゼロで控室へ戻っていった。