【EWC:チームKWT】第3戦鈴鹿8耐!トラブルによる無念の未完走 最終戦への意気込みを新たに
KWT選手からのコメント
────────── グレゴリー ルブラン選手コメント ────────── ウォーミングアップ中に大きく転倒し、レース前のチームにハンディキャップを与えてしまったことを、とても申し訳なく思います。 レースで自分の役割を全うし走行したかったですが、レースをしている以上負傷してしまう可能性があるというリスクは避けられないことです。最終戦ボルドール24時間耐久ロードレースでは、もっと強くなって戻ってきます。 沢山の応援ありがとうございました。 ────────── クリスチャン ガマリーノ 選手コメント ────────── グレッグが朝のウォームアップで転倒し負傷してしまったため2人体制で決勝を迎えることになってしまった上、ロマンが最初のスティントを終えた後熱中症を発症してしまい、チームにとってはさらに厳しい展開となってしまいました。 そんな状況でも自分はできる限りの努力をしようと3スティント連続走行をしたのですが、その後のスティントを全てひとりで走りきることは不可能で体調の万全でないロマンとふたりでなんとか完走することを目指すことしかできませんでした。 この週末3人ともペースも良く好調だったので残念な結果となってしまいましたが、来年に向けて貴重なデータを得ることができたので、来年の鈴鹿でこの悔しい気持ちを必ず晴らしたいと思います。 ────────── ロマン ラモス 選手コメント ────────── とても厳しい週末でした。決勝日朝のウォームアップでチームのリーダー的存在のグレッグが転倒により負傷してしまい、鈴鹿8耐の経験豊富な彼なしでレースをスタートすること自体が色々な意味ですでに困難な状況でした。 クリスチャンがスタートライダーを務めてくれ、自分が2回目のスティントで走ったのですが、走行中全身が攣ってしまい、ピットインした時には一瞬意識が朦朧としてしまったために医務室で診断を受けざるを得ませんでした。脱水症状を発症していたのだと思います。 医務室で容態が落ち着くまで1時間半くらい休み、その後また走行することはできたのですが、すでに上位を争うような状況ではなく、チームとして完走を目指すことしかできませんでした。 自分にとって初挑戦の鈴鹿だったのでとても残念な気持ちではありますが、気持ちを切り替えてまずは体調を完全に回復させて次戦ボルドールに臨みたいと思います。応援ありがとうございました。 ────────── 鶴田竜二 チームマネージャー コメント ────────── 鈴鹿8時間耐久ロードレース、応援ありがとうございました。 我がチームはレース前のウォームアップ走行にてグレゴリー選手が転倒し重症を負い2名のライダーで挑む事となりました。 それでも賢明にゴールを目指して戦いました。 グレゴリー選手が不出場となった後をクリスチャン選手が見事にカバーし、スタートライダーを務めるも交代したラモス選手が走行中に熱中症となり走行を一時的に断念する事となりました。既に2人でレースを行う事になっていたので1人のライダーで残りの時間の全てを走る事は不可能となりこの時点で事実上のレースは出来なくなってしまったのです。 しかし我々は諦める事なく次なるシーンに向け、クリスチャン選手には自分のスティント数をしっかり全うしてもらい、ゴールを目指しました。 レース終盤になると幸いにも体調を崩していたラモス選手がゆっくり水分を摂りながら身体を休めた事で体調も戻り、最後のスティントを元通りのスピードで走り切りなんとかチェッカーを受ける事が出来ました。 私達が決勝まで積み上げてきた準備がこんな形で終わってしまった事と、応援して頂いている皆さんの期待に沿えなかった事がとても残念に思います。しかし、ライダーもクルーもそれぞれの立場において全力で最後まで戦い抜いてくれた事に感謝しております。この悔しい思いを次のレースに繋げたいと思います。 暑い中、最後までご協力を頂きました各関係の皆様、ご支援を頂きました各スポンサー様、熱い応援を頂いたファンの皆様に感謝しております。
Webikeプラス編集部