八街市特産の落花生、700畳に並べ天日干し…温風乾燥より甘みやうまみ
千葉県八街(やちまた)市で、市特産の落花生の天日干し作業がピークを迎えている。
加工・販売を手がける「ますだ」では13日、畳1枚大の干し網約700枚の上に、従業員らが落花生を並べていた。日中干し、夜露を防ぐため夜は干し網を重ね、その作業を3、4日繰り返す。天日干しは機械による温風乾燥に比べ、天候に左右されるなど手間はかかるが、甘みやうまみが増すという。
同社会長の増田繁さん(83)は「今年は雨が多く収穫が遅れたが、おいしい豆ができあがった」と話していた。