アコーディア・ゴルフが“カスハラ”対応基本方針を策定 「組織として毅然とした対応を」
厚生労働省発行のマニュアルに基づき策定
株式会社アコーディア・ゴルフは「従業員は日々お客様からのご意見やご指摘に真摯に耳を傾け、誠実に対応することを心がけ、サービス向上に努めております」「一方で、従業員に対するカスタマーハラスメントに該当する迷惑行為に対しては、従業員の人権や就業環境を守るべく、組織として毅然とした対応を行ってまいります」と述べ、「カスタマーハラスメント対応基本方針」を1月8日に公開しました。 【画像】キャディーさんへの横柄な態度も“カスハラ”です!「NGな男性ゴルファー」5選
本方針は厚生労働省発行の「カスタマーハラスメント対策企業マニュアル」に基づき策定され、「カスハラ」の定義は以下の通りとしています。 ・お客様または取引先など第三者からの優越的な立場を利用した言動であること ・不法行為に該当する行為や社会通念上不当な要求行為であること ・従業員の就業環境が害される恐れがあること また「カスハラ」の対象となる主な行為の例として、以下を挙げています。 ・暴言、侮辱、差別発言、誹謗中傷など ・暴行、器物損壊、その他粗暴な言動など ・業務に支障を及ぼす行為(長時間拘束、クレームの継続など) ・業務スペースへの立ち入り ・従業員を欺く行為 ・会社、従業員の信用を棄損させる行為 ・過剰な謝罪要求や従業員への処罰の要求 ・わいせつな行為や卑わいな言動などセクシャルハラスメント行為 ・プライバシーの侵害 ・SNSやインターネット上での誹謗中傷 同社は行為への対応について、「各種会員資格等の停止や当社施設の利用禁止措置のほか、警察や弁護士等と連携し、厳正に対応させていただきます」とコメント。「従業員一人ひとりが心身ともに安心して働ける環境を確保することが、今後も多くのお客様との信頼構築、より良いサービス提供につながる」としています。
ゴルフのニュース編集部