【奈良美智展】で念願の「森の子」スノードームをゲット!
小さい頃からよく、奈良美智さんが描く女の子に似ていると言われてきました。丸顔で目つきが悪いからでしょうか。そんなシンパシーもあり奈良さんの作品が昔から好きなのですが、先日青森県立美術館で開催中の企画展「奈良美智: The Beginning Place ここから」へ行ってきました! 【写真】奈良美智展の様子をもっと見る
真っ白い雪景色の中に佇む青森県立美術館
森駅からタクシーで10分ほどの場所に位置する青森県立美術館。まだ雪が残る真っ白い景色の中に、白い館が浮かび上がります。これでも今年は暖冬の影響で雪が少ないんだとか。 自身の出身地である青森県で、約10年ぶりの開催となった今回の大規模な個展。5章のセクションに分けて構成されています。未公開だった初期作品から、自身の作業スタジオを模した小さな部屋、今年制作されたという最新作「Midnight Tears」まで……それはもう、ファンにはたまらない圧巻のボリューム感です。 建物が広く、大きな作品を飾るのに十分なスペースがあるので、セクションごとに異なる雰囲気に仕上がっているのも魅力。作品との距離も近く、色のグラデーションが鮮やかな作品も細部までじっくりと眺められます。驚いたことに、平日にも関わらず客足は多数! 海外からのファンの方も多く来ている印象でした。
展示の余韻に浸りながらショッピング!
美術展の醍醐味といえば、貴重な作品をじっくりみられること……はもちろん、ミュージアムショップでのショッピングもまたひとつ! ポスター、貯金箱、ポストカード、ふせん、Tシャツなど多数の奈良グッズを、考えるよりも先に、カゴに入れていく始末。目に入るあらゆるものを購入したのですが、中でも個展オリジナルグッズであるスノードームがかわいすぎる! 青森県立美術館の屋外に常設されている「あおもり犬」と「Miss Forest/森の子」をモチーフにしたスノードーム2種類。私は「森の子」をゲットしました。 実はこのスノードーム、奈良さんの投稿を見て、以前から狙っていて、ようやくゲットすることができました(後からオンラインでも買えることを知る)。過酷な青森の雪を再現しているかのようなスノーの量がすごいので、気になった方はぜひゲットして振ってみてください。 はるばる青森まで赴き、大好きな奈良さんの作品をたくさん見ることができて、安らかな気持ちに。そんな幸せな気持ちごとぎゅっと閉じ込めたような思い出の逸品になりそうです。 前回の奈良さんの大規模な個展「君や 僕に ちょっと似ている」(2012年)にも足を運んだのですが、そこにあった作品を再び見ることができたことが、個人的には感慨深かったです。この12年で色んな変化があったな~と作品を通じて自身を振り返ることができるのも、アートの魅力のひとつかもしれません。 兎にも角にも、奈良作品に会うためだけに青森に行く価値あり! 充実の展示は2月25日まで。ぜひ足を運んでみて、お土産にスノードームを買ってみてください。 【エディターKAGOHARA】