【セックスレス AND THE CITY -女たちの告白-】レス知らずのバツ2・50歳母が娘に「娘より男をとる毒親」とキレられた話|美ST
■恋人は途切れないが、娘を優先してきたつもりだった
自身のことを「比較的性欲が強いほう」と自己分析する美恵さん。「不倫するのも世間体が悪いし子育ては一緒にするとしても籍を抜こうか」と明夫さんに離婚を提案したそうです。 「元夫は、最初は『娘と離れるのは嫌だ』と渋っていましたが、『別にうちの隣の賃貸物件に住んでもいいし娘と離れなくてもいいよ。むしろ子育ては手伝ってほしい』と言うと承諾してくれました。実家はマンション経営もしていて、そこの賃貸物件が1部屋空いていたんです」。 明夫さんとは離婚後2年は近居をしていましたが、彼は新しい交際相手ができたタイミングで自分の実家のある近隣の区に引っ越し、数年後に再婚したそうです。 「元夫が再婚をしても娘にとっては父親ですから、子育ては協力してくれました。小学生の頃までは、月に1日か2日は彼の家に泊まりに行ったりしていましたね。今の奥さんも優しい方で子供も懐いていますし、元夫の家は彼の実家とも近いので親族総出で子育てができて、おかげさまで娘も元気に育ちました」。 美恵さんは常に恋人が途切れずシングル期間は短いものの、再婚は考えていないようです。 「うちの母が、祖母の離婚と再婚で連れ子差別されて苦労した人なので、『孫が義父に気を使うなんてかわいそう。変な男を連れ込まないで』としつこく言ってきます。こっちだって変な男となんて付き合う気がないですけど、確かに私の男性関係に娘を巻き込むのはどうかと思うので、彼氏ができても家には呼びませんでした。娘がパパの家に行っている時にデートをしたり、たまにはキッズシッターをお願いしたこともありましたが、基本は娘優先。それが嫌だという相手とは長続きしませんでした」。 現在のパートナーの輝さん(仮名)は珍しく、交際4年を過ぎてもレスになっていないそうです。彼もバツイチで、同じ年のジムインストラクター・パーソナルトレーナーです。 「彼も元アスリート。性欲が強い肉食同士なのかもしれないですね。離婚して初めて『娘が自立した後なら事実婚同居もアリかも』と思えた相手なので、娘が高校生になったタイミングで3人で食事をしました」。 食事は始終和やかな雰囲気で、豪華なホテルのビュッフェにテンションが上がった娘の美香さん(仮名)は「再婚しちゃえばいいのに」と言うほど上機嫌だったそうです。 「真に受けたわけじゃありませんけど嬉しかったです。でも気は使っただろうし、内心は複雑だったのかもしれません」。
【関連記事】
- ▶︎【セックスレス AND THE CITY -女たちの告白-】「結婚前からレスでスピード離婚」の反省からした驚きの対策とは…
- ▶︎【セックスレス AND THE CITY -女たちの告白-】「50代、渡米してまでセックスレス…でも60歳の今なら言えること」
- ▶︎【セックスレス AND THE CITY -女たちの告白-】50代カップルを「レス知らず」にさせた驚きの解決法
- ▶︎【セックスレス AND THE CITY -女たちの告白-】レス10年…興味本位で参加した「既婚者限定サークル」の実態
- ▶︎【セックスレス AND THE CITY -女たちの告白-】レス解消には「酒」?反対派、賛成派の生々しい体験談