『Missナイト & Missデイ』ウォンがミジンに猛アプローチ “チュ捜査官劇場”も絶好調
ウォン(ペク・ソフ)とミジン(チョン・ウンジ)の仲に嫉妬するジウン(チェ・ジニョク)
ウォンとミジンの仲が急接近するのを面白く思っていないのが、ジウンだ。ジウンはすでにミジンに恋心を抱いており、ミジンがチュ捜査官から「コ・ウォンは好きですか?」と問われ、「コ・ウォンいいですよね」と答えたときも目をそらし、気になるそぶりを見せている。さらに、チュ捜査官がミジンに「万一、コ・ウォンに告白されたら付き合います?」と続けたときには、イライラした様子でビールグラスをドンッとテーブルに叩き置く仕草まで見せた。 さらに、「なぜ万が一の話を? あり得ないのに」「仮定自体が変です!」「全くありえない話をするなんて変です!」とムキになってチュ捜査官に食ってかかる有り様だ。その様子に、ジウンの恋心に気づいているガヨンは笑いを噛み殺すが、ミジンは気づいていないのがもどかしい。 コメディとロマンスのターンが盛り上がるにつれて、ミステリー部分も加速していく。行方不明だったシニアインターンのナフン(チェ・ボモ)の遺体が貯水池で発見される。スンは、ナフンの話をするインターンたちの中で、元病院長チョルギュ(チョン・ジェソン)の様子に不信感を感じる。スンは、チョルギュの車のナンバープレートが、ミジンのときに遭遇した殺人犯のものと同じことに気づき驚愕する。 スンは、チュ捜査官にチョルギュのことを報告するも、すでに容疑者として彼をマークしていることを告げられ恐怖する。居ても立っても居られないスンは、ジウンとチュ捜査官に捜査の協力を申し出て、チョルギュの病院に急病人を装い潜入する。スンが隙を見て院長室に忍び込むと、そこへやって来たチョルギュが、スンから採血した血液型と、行方不明の叔母であるイム・スンの書類の血液型が違うことを知り顔色を変える。そのチョルギュの姿を隠れ見たスンは、恐ろしさに身を竦めるのだった。 ミジン、ジウン、ウォンのラブトライアングルが展開する中で、物語の冒頭から追い続けてきた過去の連続殺人事件と、ミジンの叔母とジウンの母を殺した犯人の影がぼんやりとだが姿を現し始めた。チョルギュが、連続殺人事件の重要な鍵を握っているのは間違いないだろう。彼が事件に直接的になのか、間接的になのかはわからないが絡んでいることで、ジウンが追う殺人事件と、麻薬捜査が繋がっていくのだろうか。 ラブ、コメディ、サスペンスがバランスよくミックスされた本作で、ミジンとジウンとウォンの三角関係の行方にときめきながら、チュ捜査官劇場も密かな楽しみになっている。
にこ