柴山昌彦文科相が就任会見(全文)教育勅語の現代風アレンジは検討に値する
第4次安倍改造内閣で初入閣した柴山昌彦文部科学相(52)が2日、就任会見を開いた。柴山氏は2004年の衆議院補欠選挙で初当選し、現在5期目。これまで、総務副大臣、首相補佐官などを務めてきた。 柴山氏は就任会見で「それぞれの分野の課題にしっかりと向き合って文部科学行政に邁進してまいりたい」などと抱負を語った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードはYouTubeのTHE PAGEチャンネル上の「内閣改造で初入閣 柴山昌彦文科相が会見(2018年10月2日)」に対応しております。
抱負を語る柴山氏
柴山:大変長らくお待たせいたしました。これより記者会見を始めさせていただきます。このたび文部科学大臣、教育再生担当大臣を拝命いたしました、柴山昌彦です。どうぞよろしくお願いいたします。 TBS:では、幹事社のTBSです。冒頭まず大臣からお話をお願いします。 柴山:よろしくお願いいたします。今日、大臣を拝命したわけなんですけれども、まず私のほうからは、今般、幹部職員の逮捕、起訴事案などによって損なわれた文部科学省に対する国民の信頼を一刻も早く取り戻すことが大変重要であると考えております。その上で人づくりをはじめ、わが国の未来にとって極めて重要な課題が山積している中で、一時の停滞もなく文部科学行政を進めなければいけないと考えております。例えば、新学習指導要領の着実な実施や教員の働き方改革などの初等、中等教育改革。また高大接続改革や高等教育無償化などの高等教育改革、研究力強化に向けた科学技術イノベーション改革の推進。文化庁の京都移転や2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会を見据えた国際競技力の向上や文化プログラムの推進。こういった重要課題に1つ1つ丁寧に対応していかなければならないと考えております。 安倍総理から指示をいただいたこれらのことも含めてですけれども、着実に進めていくためにも、それぞれの分野の課題にしっかりと向き合って文部科学行政に邁進してまいりたいと考えております。私のほうからは以上です。