【若さと健康の知恵袋/5-ALA】疲れやすい更年期世代に。エネルギーづくりを応援するアミノ酸で、健康、美容、活力に自信をつけたい!
40代、50代と年齢を重ねるにつれ、体が疲れやすい、朝起きるのがつらい、気力が湧かない、調子がいいと思う日がほとんどない…という悩みが増えてくる。心身に不調があるのが当たり前という悲しい状況。慢性的に疲れた状態をケアするにはどうしたらいいのだろうか? そして、ここ数年のコロナ禍の影響などもあり、健康への意識が高まっている。巷にはさまざまな健康情報があふれているが、そんな中でも特に40代、50代の女性が知っておきたい、気になるキーワードをピックアップして解説。今回ご紹介するキーワードは、「5-ALA」だ。 「5-ALA」は、近年のコロナ禍の中で注目を集めた成分。なので、聞いたことがあるという人や、すでにとっているという人もいるかもしれない。「5-ALA」(ファイブエーエルエー、またはファイブアラ)とは、5-アミノレブリン酸という、動植物の生体内に含まれるアミノ酸の一種で、体内で日常的につくられているものだ。 ヒト、動物、植物など、あらゆる生命の起源となる物質といわれている。 この成分がコロナ禍で注目された理由は、長崎大学の研究により、新型コロナウイルスに感染した患者の症状改善効果が見られ、治療薬としての期待も高まっているためだ。そのため、「5-ALA」をサプリメントでとる人が増えている。
疲れやすい、太りやすい、眠りが浅い、肌のハリがなくなってきた…。
◆更年期世代のさまざまな悩みの改善効果が期待できる、注目の成分「5-ALA」 そんな「5-ALA」だが、ほかにもさまざまな健康効果があることで、ますます注目が集まっている。今回、サプリメントに「5-ALA」を取り入れている、ビューティブランド「fracora(フラコラ)」に取材した。 そのフラコラによると…
「5-ALA」は、体内の“細胞のエネルギー工場”と呼ばれる「ミトコンドリア」内に存在。そして、エネルギー代謝に重要な働きをする成分「ヘム」や「クロロフィル」の原材料になる。 「ヘム」は血液中に存在し、全身に酸素を運搬する「ヘモグロビン」をつくり出す重要な物質だ。「ヘム」が増えることでミトコンドリアが活性化し、エネルギーを生み出すことができる。 つまり、「5-ALA」は、ミトコンドリアの活性化に欠かせないのだ。