経営者1000人に聞いた人手不足の原因、3位給与や待遇の見劣り、2位求職者が少ない、1位は?
【まとめ】事業を継続するには「人材確保のしやすさ」が重要
今回の調査で、人手不足を感じている業種や人手不足解消に向けて行っている対策などが明らかになった。 「あなたの業種では、人手は十分に足りていると思いますか?」と質問したところ、「足りていない」と回答した上位3つの業種は「飲食業」「建設業」、および「医療・福祉」だった。 その原因としては専門スキルを持った人材不足や求職者不足、給与や待遇の見劣りなどが挙げられている。 人手不足によって、多くの経営者が売上や利益の減少、社員の負担増加、業務遅延や生産性の低下や健康といった点に影響が出ると回答し、人手不足問題が倒産のリスクにつながると考える人が非常に多い結果となった。 また、約3割が人手不足解消に向けた対策ができていないと回答。一方で、給与や待遇の見直しをした人もいるものの、7割以上がその費用を補填するために商品やサービスを値上げしていることも明らかとなった。経営を継続させるために四苦八苦している様子が推察できる。 今後の人手確保については、雇用コストの増加やスキル不足、定着の難しさなどの懸念点が挙げられ、人手確保の容易さは事業を選択するうえで重要な要素だと思う経営者が非常に多いことが判明した。 調査概要 調査内容/「業種ごとの人手不足」に関する調査 調査期間/2024年10月12日(土)~2024年10月13日(日) 調査方法/PRIZMAによるインターネット調査 調査人数/1006人 調査対象/調査回答時に経営者と回答したモニター 調査元/株式会社ハッピーカーズ モニター提供元/PRIZMAリサーチ 関連情報 https://happycars.jp/ 構成/清水眞希
@DIME編集部