チャビ、生涯愛するチームを率いる心境は…「バルサは私の心にある存在。うまくいかなければ3倍苦しく、うまいけば3倍うれしい」 | ラ・リーガ
バルセロナのチャビ・エルナンデス監督が、愛するクラブを率いる心境を語っている。 13日のラ・リーガ第35節、ホームでのレアル・ソシエダ戦に2-0で勝利。前半にカウンターからFWラミン・ヤマルが先制点を決め、試合終了間際にFWハフィーニャのPK弾で勝負を決めた。同チームは同節にアラベスと2-2で引き分けたアラベスを抜き返して、スペイン・スーパーカップ出場圏の2位に再浮上している。 この試合後、チャビ監督はソシエダのイマノル・アルグアシル監督とともに『DAZN』とのインタビューに応じ、両者の共通点についての問いに答えた。その問いとは下部組織で育ち、トップチームでもプレーした、地元および心のクラブで監督を務める心境である。 選手としてバルセロナ最大級の黄金期を築いた一人であるチャビ監督は、その問いかけに対してこう返答している。 「あらゆる出来事をもっと身に迫る気持ちで体験することになる。うまくいかなければ、その苦しみは3倍になる。しかしうまくいえば、喜びだって3倍になるんだよ。すべての出来事に感情がこもるというわけだ」 ただ、イマノル監督は概ね同意しながらも、少しだけ異論を唱えた。「確かに3倍苦しみ、喜びもあるが、しかし3倍より少ないかな」と、苦しみに比例する大きな喜びは感じづらいとの見解を示している。