エリザベス女王が“緑の魔術師”と称賛! 庭園デザイナー・石原和幸に聞く、その仕事内容
庭園デザイナーの石原和幸さんが、庭づくりで大切な要素や、「英国チェルシーフラワーショー」でのエピソードを語った。 【画像を見る】エリザベス女王が“緑の魔術師”と称賛! 庭園デザイナー・石原和幸に聞く、その仕事内容 この内容をお届けしたのは、4月29日(月・祝)放送のJ-WAVEの特別番組『J-WAVE GOLDEN WEEK SPECIAL TOKYO TATEMONO presents FEELIN’ GREEN』(ナビゲーター:豊田エリー、nico)。「GREEN」をテーマに、次世代に繋いでいきたいカルチャー、未来に残したい音楽=EVERGREEN MUSICをお届けするプログラムだ。
エリザベス女王が感動した家
今年で2回目の放送となる『J-WAVE GOLDEN WEEK SPECIAL TOKYO TATEMONO presents FEELIN' GREEN』。2024年は、地球環境、そして私たちの生活に欠かすことのできない「GREEN」をテーマに据えた。 そんな特別番組のゲストに登場した庭園デザイナーの石原和幸さんは、世界最古にして最も権威がある「英国チェルシーフラワーショー」にて、これまでに合計12個のゴールドメダルを獲得。エリザベス女王が“緑の魔術師”と称えたほどの実力の持ち主だ。まずは石原さんに、エリザベス女王が称賛した庭園について聞いた。 石原:小さいとき、家の周りに棚田があって、石の上に苔がついてあったんですけども、それが大好きなんですね。イギリスで秘密基地を作りたいなと思って、ドア、壁、屋根も全部が苔の家を作ったんです。それを女王が見て、「石原さんは緑の魔術師ね」というお言葉をいただきました。女王がまるで少女の目をされて、本当に嬉しかったです。 nico:エリザベス女王が一番驚かれていたことは何でしたか? 石原:苔ですね。苔って普通の日本庭園だと石の上についているじゃないですか。僕はそれをドアや屋根につけたので(驚かれた)。 豊田:どうやってそれらに苔をつけたのでしょうか? 石原:壁につけた水苔ネットに、Uピンを使って苔を縫い込むんですよ。驚かれていたので説明したら話が長引きました(笑)。