パリ五輪女子フルーレ団体銅メダルメンバーの菊池小巻、調整不足の中奮闘も〝メダリスト対決〟に敗れ「悔しい」【フェンシング全日本選手権】
◆フェンシング 全日本選手権個人戦(14日、静岡・沼津市総合体育館) パリ五輪の女子フルーレ団体銅メダルメンバーの菊池小巻(セガサミー)=熊本市出身=は準々決勝で敗れた。同じくパリ五輪で戦った東晟良(共同カイテック)とのメダリスト対決で屈し「正直あんまり練習ができなかったというところはあるんですけど、全日本は(国内で)1番大きい大会。気持ちはしっかり持ってきたんですけど、その分負けてしまったことは悔しい。思ったように、取り組みもしっかりできなかったのかな」と悔しがった。 ■リオ五輪金メダリストが大胆イメチェン【写真】 団体戦で表彰台への原動力となった菊池だが、個人での出場はかなわなかった。4年後のロサンゼルス大会で悲願を成就させる決意で「パリで個人に出られなかったっていう悔しさはやっぱりある。4年後に個人戦に出たいっていう気持ちが強くなったのと、まだ(団体も)銅メダル。団体で金メダルを取りたいっていう気持ちがある」と意気込む。11月以降の国際大会から本格的に歩みを進めていく。
西日本新聞社