Microsoft Copilotがアップデート! WordやExcelに追加された新機能7つ【AIワークハック】
Microsoftは2024年6月、Copilot新機能14個を発表しました。とはいえ、そのうちの7機能は管理者向けです。 Microsoft Copilotがアップデート! WordやExcelに追加された新機能7つ【AIワークハック】 それ以外の一般ユーザーにとっては、残る7機能が注目すべき新機能となります。
WordとPowerPointで画像生成が可能に
WordとPowerPoint上では2024年6月から、Microsoft Designerを経由して、Copilotに画像を生成してもらう、あるいは、ストック画像を検索してもらうことが可能になりました。 Copilotに画像を生成してほしいと頼むと、よく見る感じの画像がいくつか提案されるので、そこから好きなものを選び、文書に挿入します。 PowerPointでこの機能を使用する場合は、Microsoft Designerが、画像を使って「説得力のあるスライドデザイン」を作成してくれます。
Wordで、PDFやメール、予定表が参照可能に
Wordでは6月から、PDFや暗号化されたWord文書をCopilotで参照できるようになりました。また7月からは、メールや予定表といったMicrosoft Cloud上の情報も、参照が可能になります。 以前から、WordやPowerPointのファイルを参照することはできましたが、今回のアップデートで、参照可能なデータの種類が増えるわけです。 今後は、Copilot in Wordでプロンプトを入力するとき、こうした種類のファイルを取り込めるようになります。Copilotに企画書を作成してもらいたいときは、拡張メニューからファイルを取り込んで、それをソースに書いてもらうことが可能。 たとえば、プロジェクトについて会議で掘り下げた議論が行われた場合、あるいは、メモがPDFにまとめてある場合、Copilotがそうした文書やファイルを分析して、それを踏まえてレポートを書いてくれます。
PDFやWordの暗号化文書から、PowerPointプレゼンを作成する際のサポートが拡大
6月からは、暗号化されたPDFファイルとWord文書からも、PowerPointプレゼンを作成できるようになりました。 どのようなかたちであれ、Copilotを使ってPowerPointのプレゼンを作成するときには、AIがPowerPointのスライドを作成するにあたって、主に以下の3つの点が改善されていることに気づくはずです。 つまり、「タイトルやセクション、スライドのデザイン」「アジェンダ、セクション、結論の各スライドの組み立て」「切り替えとアニメーションの滑らかさ」が改善されています。 また、PowerPointのチャット欄が、Microsoft Cloud、Microsoft Graph、Bingを使って質問に答えてくれるようになります。