【ホラー漫画】移動中のバスで起きた奇怪!研修旅行で隣の座席の子が?墓場を通り過ぎたときに起きた怪異【作者に聞く】
研修旅行であった友達の体験を漫画化した退屈健(@taikutsu1)さんの「宿泊研修にて」を紹介しよう。霊園を通過したとき、隣の女子に起きた奇妙な出来事。一体、何が起きたのだろうか? 【漫画】本編を読む ■隣の席のM子さんの表情は、O君にしか見えていなかった クラスの研修旅行。ランダムに決められたこともあり、あまり話したことのない女子が隣だった。バスに酔いやすいこともあり、O君は窓側で静かに景色をみていた。 研修先に到着するまで、あと1時間というころ、バスが大きな霊園を通りすぎた。席の後ろの男子が脅かしっこをして、O君が「なんだ?」後ろの席を覗こうとしたとき。隣のM子さんの表情を見て、固まった。 男子がふざけあっているなか、隣のM子さんは突然泣き出す。「具合が悪いの?」と、周囲も心配すると、「霊園を通ったときに急に鳥肌が立って、気付いたら涙が出ていた」とM子さん。「隣にいてOは何も感じなかったのか?」と先生に聞かれたO君は「自分は大丈夫」と答えたが、実は霊園を通り過ぎたとき、O君は奇妙なものをみてしまった。 ■お墓を通り過ぎたときに、彼女は瞬間的に取り憑かれてしまった? 本作は実際の体験談を漫画にしたもの。作者の退屈さんに制作するうえでのこだわりなどを伺った。 ――実際にあった出来事を描いた本作。どのような経緯で話を聞いたのでしょうか? 元々は学生時代に姉から聞いていた話だったのですが、今回描くうえで具体的な状況を知るために改めて姉に聞き直しました。 ――聞いたイメージを具現化する際に気をつけたことはありますか? 不思議でちょっと怖い話として聞いたので、怖い雰囲気を出せるように気を付けました。 ――個人的には「笑顔」なのに怖い表情が印象に残りましたが、退屈さんの見どころポイントはどこでしょうか? その表情に不気味さを感じていただけるように描いたので、そちらに注目していただけたら幸いです! M子は一瞬、取り憑かれたのか。M子に起きた異変に気づいたのは、O君だけだったようだ。憑かれやすい体質の人は、多くの霊が集まるところでは何かを拾いやすくなってしまうのかもしれない。 取材協力:退屈健(@taikutsu1)