【J1昇格PO】5位岡山が3発快勝 リーグ戦9連勝中だった4位山形の快進撃を止める
<J1昇格プレーオフ:山形0-3岡山>◇1日◇準決勝◇NDスタ 5位ファジアーノ岡山がアウェーで4位モンテディオ山形に3-0で勝った。クラブ史上初のJ1昇格へ、7日の決勝で6位仙台とホームで対戦する。 前半31分、DF本山遥が右サイドのスペースを突いて先制すると、その3分後にもCKからMF木村太哉のシュートをMF岩渕弘人がコースを変えて連続得点。後半39分にも木村が3点目を奪って快勝した。リーグ戦9連勝中だった山形は後半9分にDF川井歩が退場。10年ぶりのJ1復帰はならなかった。 岡山にとって山形は天敵だった。22年のJ1参入プレーオフ(当時名称)1回戦で0-3と完敗。昨季もリーグ終盤に0-2で敗れ、J1昇格プレーオフ出場を逃した。 貴重な先制ゴールを決めた本山は「2年前にプレーオフの1試合目で山形さんに完膚なきまでにたたきのめされて悔しい思いをした。去年も自分たちが4連勝して臨んだこの場所で負けてプレーオフにいけなくて、そうした節目節目でいつも立ちはだかっていた相手だったので、きょう勝ててうれしい」と笑顔で話した。 木山隆之監督は「先に1点と思っていたときに取れたのでゲームの流れに乗れた」とし、無失点についても「立ち上がりからアクセル踏んでいった。ゴールにはしっかりカギをかけられたので、自分たちらしくやれた」と振り返った。