残念すぎる…。横浜F・マリノス、歴代ガッカリ外国人(2)前代未聞のスピード退団。在籍はなかったことに!?
1993年の開幕から32年目を迎えたJリーグでは、数多くの外国籍選手がプレーしてきた。活躍した選手もいる中で、期待を大きく裏切って帰っていった選手も少なくない。今回では、横浜F・マリノスで活躍できなかった外国籍選手を紹介する。※年齢は加入時、成績はマリノス在籍時のもの
アブデルジャリル・ハッダ(元モロッコ代表) 生年月日:1972年3月21日(当時27歳) 在籍期間:2000年 J1通算成績:0試合出場/0得点 モロッコ代表の9番を背負い、1998年フランスワールドカップ(W杯)では2得点を挙げた実績を持つFWだったが、マリノスでは公式戦に一度も出場することなく終わった。それどころか加入から契約解除までたった4日間という前代未聞のスピード退団だったのである。 キャンプに合流したハッダは、オズワルド・アルディレス監督から早々に構想外を告げられ、イスラム教ゆえに日本の食事も合わなかったことも解雇につながった。横浜にたどり着くことなくクラブを去ることとなったのだ。 マリノス退団後は保有元のスポルティング・ヒホンに戻り、チュニジアやモロッコのクラブでプレーしたのち2004年夏に現役を引退した。なお、世界中の選手情報を網羅するウェブサイト『transfermarkt』には、マリノス在籍歴が掲載されていない。あまりに短すぎた在籍4日間はなかったことになっているようだ。 2000シーズンの基本先発メンバー ▽GK 川口能活 ▽DF 波戸康広 松田直樹 小村徳男 ▽MF 永山邦夫 上野良治 遠藤彰弘 三浦淳宏 中村俊輔 ▽FW エジミウソン ユ・サンチョル
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