認知症に正しい理解を 府中丹西保健所が商業施設で街頭啓発
9月21日の「世界アルツハイマーデー」に合わせ、京都府中丹西保健所は19日、認知症を正しく理解し、地域で支える機運を高めようと、福知山市篠尾のフレッシュバザールフレスポ福知山店前でチラシなどを配る街頭啓発をした。 同保健所、市職員のほか、介護事業所職員らで組織する中丹西オレンジロードつなげ隊の計7人が参加。来店客に声を掛け、認知症サポーター養成講座の受講を促す用紙入りのティッシュと、早めの受診を呼びかけるための認知症チェックシートや認知症の相談ができる医療機関、地域包括支援センター、認知症あんしんサポート相談窓口の連絡先を記したチラシを配布した。 同保健所保健課の西山希和課長は「高齢化が進む中で、誰もが認知症になる可能性があることを意識して、認知症になっても近隣の人や知人同士が声を掛け合うなど、社会とつながりながら住み慣れたまちで一緒に暮らせる地域づくりが進むことを期待しています」と話していた。 20日も堀のバザールタウン福知山で街頭啓発をした。