パナ、万博パビリオンの展示を一部発表 ペロブスカイト、シアノバクテリアなど環境テーマ
パナソニックホールディングス(HD)の宮部義幸副社長は26日、2025年大阪・関西万博に出展するパビリオンの展示の一部を明らかにした。2層構成のうちの「大地」のエリアで、軽量でビルの壁面などで使える「ペロブスカイト太陽電池」や光や音、匂いなどで五感を刺激する「バイオセンサリードーム」など5種類の展示が予定されている。 【全景】パビリオン「ノモの国」のロゴと外観イメージ この日の関西プレスクラブの講演で宮部氏が明らかにした。このほか、「シアノバクテリア」を使って植物が本来持つ力を引き出し成長を促す技術や、微生物などによって分解される「生分解CeF(セルロースファイバー)」を使った展示を行う。いずれも環境をテーマにした展示となる。 また、同社の万博の社内チケットの販売数は5月末時点で約7万6千枚となっている。(桑島浩任)