【香港】うなぎ四代目菊川、銅鑼湾に香港1号店
パッションギークス(愛知県北名古屋市)が運営するウナギ料理専門店「うなぎ四代目菊川」が2日、香港1号店を香港島・銅鑼湾(コーズウェーベイ)にオープンする。厳選したウナギを店舗でさばき、炭火で焼き上げて提供する。 商業施設「利園(リー・ガーデンズ)1期」に入居する。テーブル58席で、ウナギを焼く様子と職人の技を見られるライブキッチンを配置する。ウナギは生きた状態のまま店舗で管理し、必要な分だけを調理する。 「香港にいながら、日本と同品質のものを届ける」ことにこだわる。ウナギ1匹を丸ごと使った名物メニューの「蒲焼き一本重」は385HKドル(約7,400円)、「一本ひつまぶし」は398HKドルで、「うざく」(98HKドル)や「う巻き」(118HKドル)、「肝揚げ」(104HKドル)、「骨せんべい」(55HKドル)といった一品料理も提供する。 うなぎ四代目菊川は、90年を超える老舗のウナギ卸問屋である中庄商店(北名古屋市)の系列で、日本国内に20店、台湾や韓国などアジア各地に9店を出店している。香港では中庄商店4代目の菊川雄平氏が腰を据えて陣頭指揮を執るといい、域内での複数店展開を視野に入れる。