「エミリー、パリへ行く」、新シーズンで「ワインを飲む妊婦」のシーンが話題に
アルコール摂取は減少
注意喚起のメッセージが一切ない「エミリー、パリへ行く」のシーンは、医療専門家からすると非常に問題視されるものであり、特に最近の保健当局のデータを考慮すれば、その問題はさらに深刻である。2024年9月9日に発表された、胎児アルコール症候群の啓発デーを記念して行われた最新の公衆衛生フランスの調査によると、完全な禁酒が推奨されているにもかかわらず、2021年には約7%の妊婦が(ほんの一口でも)アルコールを摂取したことがあると回答したことが明らかになった。この傾向は以前のデータ(2017年の12%)に比べて減少しているものの、フランス国立公衆衛生局の報告書は、「予防活動を続け、妊娠中にアルコール摂取をしてしまう女性を支援することが重要である。影響を受ける女性と子どもたちの数は決して無視できるものではない」と述べていると、AFP通信は報じている。
text: Tiphaine Honnet (madame.lefigaro.fr)