陸上・山縣「9秒台、自信ある」 100メートル日本記録保持者
陸上男子100メートルで9秒95の日本記録を持ち、2021年秋の右膝手術からの復活を期す山縣亮太(セイコー)が19日、今季開幕を前にオンラインで記者会見し「世界と戦うことを考えたら9秒台がスタートライン。そこに対する自信はいつもよりある。(日本記録更新も)いけると思っている」と力強く語った。 昨年に手術後初の実戦に臨み、10月に10秒12をマーク。今月の沖縄県での合宿では、21年6月の日本記録樹立時と同程度の重りを持ち上げ、冬季練習でのタイム設定も速くなったという。「昨年のシーズン中ぐらいのスピード感で練習できている」と手応えを話した。