「オール公立」でも500万円以上⁈子どもの教育費、みんなのリアルな貯金目標とは?
❷ 児童手当の主な使い道は?
次に、児童手当の主な使い道についての結果はこちらです。 ・生活や家計の足しに 22% (530票) ・資産運用の資金に 23% (554票) ・そのまま現金貯金 49% (1207票) ・その他 6% (172票) 圧倒的に多かった回答は「そのまま現金貯金」でした。児童手当は一度口座を設定すると、自動的にお金が振り込まれるので、もしかするとそのまま放置しているという方も多いのではないか?と思いました。もし、児童手当を知らない間に使ってしまっている!というママは、生活費とは別の口座で管理するのがおすすめです。
❸ 奨学金は借りますか?
また、教育費を考えたとき「奨学金」を借りることを視野に入れているか?についても答えていただきました。 ・借りる予定 7% (166票) ・借りない予定 40% (970票) ・必要があれば借りるかも 53% (1327票) こちらは「借りない」と決めている方が半数でした。借りないと回答した方は、計画的に貯められているのか気になりますよね。また「必要があれば借りる」という意見も多かったので、思っていた以上に学費がかかりそう……ということになれば奨学金も視野に入れている方が多いことがわかりました。 やはり、どれくらいお金がかかりそうか?をある程度は把握しておくことが大切だと感じます。
❹ 教育費はいつまでに貯める?
ここからが一番気になるポイント! ズバリ子どもの教育費は「いつまで」に「いくら」貯める予定なのか、具体的な期間と金額について回答をいただきました。 「いつまでに」 ・小学校卒業までに 5% (117票) ・中学校卒業までに 22% (539票) ・高校卒業までに 40% (942票) ・決めていない 33% (865票) 「いくら」 ・~100万円 3% (73票) ・200万円 10% (245票) ・300万円 20% (468票) ・400万円 10% (239票) ・500万円 25% (607票) ・600万円 8% (193票) ・700万円 4% (89票) ・800万円 6% (165票) ・900万円 2% (41票) ・1000万円以上 12% (301票) 「いつまでに」の回答は予想通り【高校卒業までに】が一番多い結果になりました。一般的にも進学・就職にかかわらず、生活リズムが変わる高校3年生が一番お金がかかると言われているので、それを見据えて高校卒業までに貯めているというママが多い印象でした。 「いくら」に関しては多少バラつきはあるものの、300万円~500万円のゾーンに回答が集中していました。高校を卒業して進学する場合、受験費用や入学金は学校によっては【現金しか無理】ということも多いようです。学資保険に入っているとしても、満期はいつなのか? 受け取り方法は一括か分割か?など、いざというときに慌てないよう、再度確認しておきたいところです。