8月3日（土）、東京都・かつしかシンフォニーヒルズで開催された『東京ボディビル選手権』で、岩崎ひとみ（いわさき・ひとみ／37）選手がビキニフィットネス35歳超級でハイレベルな戦いの中、2位入賞に輝いた。 【写真】岩崎ひとみ選手の引き締まったバックポーズ

昨年の同大会では6位に終わっていた岩崎選手。「去年はギリギリ決勝に残してもらった感があるので、今回は優勝を目指してきました」と、今大会に向けて努力してきた背景が伺えた。さらに岩崎選手は、華やかさやステージングが課題であったことを振り返りつつも、「完成にはまだほど遠いけど、今できる全ては出し切った」と充実感を滲ませた。 普段は会社員として、フルタイムのデスクワークをこなしながら、トレーニングに励んでいる岩崎さん。平日は早朝4時半起きでジムに通い、出勤前にトレーニングを行う日々を送っている。 早朝ジムはさぞガラガラで色々なマシンを使い放題だろうと思い岩崎選手に実情を聞いてみると、「めちゃくちゃ混んでいます（笑）」とのこと。出勤前にトレーニングする人が多く、特に夏のコンテストシーズンには女性も一定数いるのだと教えてくれた。朝、トレーニングをしてから出勤する人は多いが、早朝の時間帯にすでにトレーニングを開始している人が多いとは驚きだ。 仕事とトレーニングの両立について岩崎選手は「残業もありますが、睡眠時間はしっかり確保するように心がけています。身体が疲れているとトレーニングの質が落ちやすいので、寝る時間はとても大事です」と、しっかりと睡眠を取る健康的な生活習慣の重要性を話してくれた。

岩崎ひとみ選手

また、トレーニングの内容についても、「決めたメニューをこなすことだけにこだわらず、その日の体調やスケジュールに合わせて内容を変えることで、無理なく続けられています」と、柔軟なアプローチを実践している岩崎選手。今後の目標として、「今年はオールジャパンに挑戦します。また、12月の日本で開催される世界選手権にも出場したいです！」と、抱負を語ってくれた。 仕事とトレーニングをうまく両立し、惜しくも2位となったが存在感を示した岩崎選手。このまま全国、世界と駆け上がることができるか。