カブス今永昇太、MLB史上最高!デビュー9戦で防御率0・84…勝敗はつかず
◆米大リーグ カブス―パイレーツ(18日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド) 【動画】今永昇太、7回0封の力強い投球! カブスの今永昇太投手が18日(日本時間19日)、本拠のパイレーツ戦で先発し、7回4安打無失点1四球7奪三振の快投を見せた。鈴木誠也外野手は「2番・右翼」でスタメン出場した。今永は勝敗はつかなかった。 初回、先頭のマカチェンに四球を与えたが、その後三者凡退とした。その後は先頭打者を抑え、安打を許しても二塁には進ませない投球でイニングを重ねた。0―0で迎えた7回には2死からこの試合初の連打を浴び、一、二塁とされた。8番のテーラーをカウント0―2と追い込むと、本拠リグレーフィールドのファンから総立ちの歓声と拍手。「幸せな瞬間。最近寝起きが悪いので、あの歓声をアラームに使いたい」と話していたファンの後押しを受けた今永は3球勝負。宝刀スプリットチェンジでこの日7つめの三振を奪い、ガッツポーズを繰り出した。この回限りで2番手のライターにマウンドを譲った。 今永はメジャーデビューからこの日が9試合目。無傷の開幕5連勝をマークしていたが、打線の援護に恵まれず、3試合連続で勝敗はつかなかった。MLBでただ一人0点台だった防御率はさらに良化し、試合前の0・96から、0・84となった。 MLB公式サイトのサラ・ラングス氏のX(旧ツイッター)によると、新人先発投手が9登板で防御率0・84は、史上最高という(両リーグで自責点が導入された1913年以降)。
報知新聞社