インド製造業PMI、10月は57.5に上昇 需要拡大
Shaloo Shrivastava [ベンガルール 4日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた10月のHSBCインド製造業購買担当者景気指数(PMI)確報値は57.5で、8カ月ぶりの低水準だった9月の56.5から上昇し、速報値の57.4からも上方に改定された。 4カ月ぶりに上昇に転じた。需要の大幅な改善が雇用創出につながり、景気見通しも上向いた。 HSBCのチーフ・インドエコノミスト、プランジュル・バンダリ氏は「経済情勢が幅広く改善する中で、インドの製造業PMIは10月に大幅に上昇した」と指摘。「急速に拡大する新規受注と海外売上高は、インド製造業の力強い需要の伸びを反映している」などと述べた。 需要拡大を背景に、生産指数と新規受注指数は3カ月ぶり高水準。 雇用は8カ月連続で増加した。