【MLB】ア・リーグの優勝決定シリーズ第1戦はロドン対カッブ 第2戦はコールとバイビーのエース対決に
第1シードのヤンキースと第2シードのガーディアンズが対戦するア・リーグの優勝決定シリーズは、ナ・リーグから1日遅れの日本時間10月15日に開幕する。ヤンキースは第4戦、ガーディアンズは第2戦までの先発投手をすでに発表しており、ヤンキー・スタジアムで行われる第1戦はカルロス・ロドンとアレックス・カッブ、第2戦はゲリット・コールとタナー・バイビーの投げ合いに。ヤンキースはプログレッシブ・フィールドで行われる第3戦にクラーク・シュミット、第4戦にはルイス・ヒルが先発する予定となっている。 熱戦が続くポストシーズンの日程・結果一覧 シリーズの流れを決める可能性のある重要な第1戦は、ヤンキースが今季キャリアハイの16勝を挙げたロドン、ガーディアンズは37歳のベテラン右腕カッブに先発のマウンドを託す。ロドンはロイヤルズとの地区シリーズ第2戦に先発したものの、4回表に集中打を浴び、4回途中7安打4失点で降板して敗戦投手に。次こそはアーロン・ブーン監督の信頼に応えるピッチングが期待される。一方のカッブはタイガースとの地区シリーズ第3戦に先発したが、3回3安打2失点でこちらも敗戦投手に。ポストシーズンではレイズ時代の2013年以来11年ぶりとなる白星を目指す。 第2戦は両軍のエース対決となる。ヤンキースのコールは地区シリーズ第1戦こそ6回途中7安打4失点(自責点3)と精彩を欠いたが、中4日で登板した第4戦では7回6安打1失点の好投を披露。エースと呼ぶに相応しいピッチングでチームを勝利に導いた。一方のバイビーは地区シリーズ第1戦が5回途中4安打無失点、第4戦は5回途中4安打2失点で降板。ブルペンが強力というチーム事情があるとはいえ、球数が80球にも満たない早めの交代が続いている。 ヤンキースは第3戦にシュミット、第4戦にヒルが先発することも発表しており、第5戦以降はローテーション通りにロドン、コール、シュミットの順で先発することになりそうだ。一方のガーディアンズは、地区シリーズではバイビー、マシュー・ボイド、カッブの3人でローテーションを回しており、第3戦の先発はボイドが有力。あす発表されるロースター次第だが、第4戦はベン・ライブリー、ギャビン・ウィリアムスあたりを先発に立てるか、あるいは強力ブルペンをフルに生かしてブルペンゲームに近い形で臨む可能性もありそうだ。