愛の浜園「50周年感謝祭」 地域住民ら来場 音楽フェスタなど楽しむ 鹿児島県奄美市
今年で開園50周年を迎えた障がい者支援施設「愛の浜園」(七野正彦園長)の感謝祭が22日、鹿児島県奄美市名瀬知名瀬の同園グラウンドであった。時折、雨の降る肌寒い天候の中、利用者の家族や地域住民などが多数来場し、音楽フェスタや販売コーナー、キッズコーナーなど多くの催事を楽しんだ。冒頭、七野園長は「利用者、家族、地域住民のおかげで50周年を迎えることができた」と感謝し、「今日は楽しい時間を過ごして」と呼び掛けた。 音楽フェスタは、利用者家族の龍田孝一郎さんによる弾き語りでオープニング。奄美看護福祉専門学校学生による手話合唱や知根小学校児童による演舞、ダンススクールCOREのダンス、愛の浜園利用者・職員によるジャンベが会場を盛り上げた。 そのほか、陶芸品や手作り雑貨を購入する姿や食事を楽しむ姿が多く見られた。知根小学校の事務員で同市名瀬朝仁から来場した山田利定さん(68)は「初めての来場だが、もともと福祉施設で働いていた。子どもたちもステージに立つので、楽しみたい」と話した。