「まさか盗まれるとは」トラックなど盗難相次ぐ
九州朝日放送
先月から今月にかけ、福岡県内で建築業者などが所有するトラックやダンプカーなどが盗まれる事件が相次いでいます。 被害者の1人が当時の様子をを語りました。 加藤春樹記者リポート「施錠用に巻いていたチェーンが壊され、資材置き場の前にあったダンプカーが無くなっていたということです」 県内にある土木建築会社で22日、従業員の女性が事務所に立ち寄った際に、時価およそ50万円相当のダンプカーが無くなっていることに気づき、110番通報しました。 従業員の女性は「以前人が侵入したような跡があったり、資材の盗難を警戒していたんですけど車の盗難に遭った。まさかという感じ。仕事で使うダンプなので戻ってくればいいなと思う」と話します。 警察によりますと、このほかにも先月は久山町で、今月21日から22日には中間市や飯塚市で屋外に駐車していた中型トラックが無くなり、被害届が受理されています。 いずれも古い年式のトラックなどが狙われていて、警察は同一犯による犯行とみて窃盗事件として捜査を進めています。 これまでにも盗んだ車を分解し、部品などを海外に輸出していた事例もあるため、警察は転売目的の可能性もあるとしています。
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