「タンス預金」が300万円を超えたので「車の買い替え」に使用したいのですが、税務署に指摘されませんか?
タンス預金が知られてしまった際のペナルティ
タンス預金が知られてしまった際のペナルティとして、無申告加算税・過少申告加算税・重加算税の3つがあげられます。それぞれの内容は、表1の通りです。
※財務省「加算税の概要」を基に筆者作成 タンス預金が知られてしまうと、本来支払わなくてよい税金まで負担しなければなりません。結果として支払っていた方が負担も少なくなるため、相続税や贈与税隠しのために、タンス預金をするのはやめましょう。
タンス預金を車の買い替え時に使用しても指摘される可能性は低いと考えられる
タンス預金は、相続税や贈与税隠しのためにしている訳でなければ特に問題はないと考えられます。 個人で得たお金をタンス預金として貯金し、車の買い替え時に使っても、使用用途がしっかり分かっていればトラブルにつながることはないでしょう。万が一税務署から問い合わせがあった場合も、堂々と回答してください。 ただし、税金の支払いを避けるためにタンス預金をしている場合、発覚時はペナルティが発生します。決して軽い内容ではないため、相続税や贈与税はしっかりと支払うようにしましょう。 出典 財務省 加算税の概要 財務省 国税総合管理(KSK)システムの概要 国税庁 No.4402 贈与税がかかる場合 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部