「PK失敗は誰でもする。我々は共に勝ち、共に負ける」ベリンガムがエムバペを全面擁護! モドリッチも同意見「彼はきっと――」
「彼らは我々より良かった。時には正直にならないと」
現地時間11月27日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第5節で、レアル・マドリーは、遠藤航が所属するリバプールと敵地で対戦。0-2で敗れ、2勝3敗となり、ノックアウトフェーズ・プレーオフ出場圏内ぎりぎりの24位に順位を落とした。 【動画】エムバペが痛恨のPK失敗!リバプール守護神がビッグセーブ 連覇を目ざすマドリーは、プレミアリーグとCLの両方で首位に立ち、絶好調のリバプール相手に苦戦を強いられ、52分にアレクシス・マカリステルに先制点を許す。 それでも60分にPKを獲得。同点に追いつくビッグチャンスを迎えたが、キリアン・エムバペが痛恨の失敗。その後、76分に途中出場のコディ・ガクポに追加点を奪われ、完敗を喫した。 クラブ公式サイトによれば、ジュード・ベリンガムが試合後、インタビューに対応。素直にリバプールを称え、こう語った。 「彼らは我々より良かった。時には正直にならないと。試合を支配できなかったし、相手にダメージを与えるチャンスも上手く作れなかった。がっかりだよ。タフな試合になると分かっていたけど、もっと良いプレーがしたかった」 ラ・リーガでは直近2戦連発中の21歳はまた、批判を浴びているエースに言及。信頼と共闘の姿勢を強調した。 「エムバペは我々に多くのものを与えてくれているし、将来もきっとそうだろう。PKの失敗は誰にでもあるし、それが今日の敗因ではない。全員の問題だった。我々は共に勝ち、共に負ける」 エムバペの思いは、39歳の重鎮ルカ・モドリッチも同じだ。全く心配していない。 「彼はよくやっているよ。良いトレーニングをしているし、自信もある。上手くいく時もあれば、そうでない時もあるさ。僕らは彼を信頼している。きっと、みんなの期待に応えてくれるはずだ」 CLのリーグフェーズは残り3試合。ノックアウトフェーズに直接進めるトップ8入りへ、モドリッチは「もっと上手くやれる自信を持たないと。タフな試合が3つある。アタランタ戦は特にそうだ。でも3戦全勝すれば、トップ8に入るチャンスがある」と覚悟を示した。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部