DAIGO、「ヤバい、できないかも」人生一番の“インポッシブル”な状況とは?
DAIGOの人生一番の“インポッシブル”な状況とは?
――DAIGOさんの人生一番の“インポッシブル”な状況は? DAIGO:なんだろう? 例えば、24時間テレビで100キロマラソンを走らせてもらったときとか。それまで100キロ走ったことなかったんですが、いろいろな方の声援もあって、気力で走り切ることができました。あとはもう地味ですが、ミュージシャンにとっては大事なこと。作詞の締め切り?(笑) ――確かに(笑)。 DAIGO:その日に歌入れしないと間に合わない。ヤバイ、不可能、できないかもって。ギリギリまでやって、朝方なんとか間に合わせるんですが、あとで聞いたら、意外といい歌だなって思うときもあれば、たぶん真夜中過ぎて判断がおかしくなってて、やべえこれってこともありましたね(笑)。
オーガスト・ウォーカーは本当にミステリアス 僕にないものを全部持っている
――演じられたオーガスト・ウォーカーは、どんなキャラクターですか? DAIGO:とにかくクール。クールで落ち着いているんだけど、この人にもいろいろな感情があるんだなって思わせる場面もある。本当にミステリアスな人だなと思います。ウォーカーのなにが真実なのか分からない。もしかしたら全部嘘かもしれないし、本当かもしれない。カッコいいと思うのはとにかく仕事熱心なところ。 ――そこは似ていますか? DAIGO:ジャンルは違いますけど、仕事熱心っていう意味では、僕も仕事は大好きなので。アクションもめちゃくちゃ恰好いいし、ガタイもいい。僕が持ってないものを全部持っている、そういう人です。 ――ウォーカー役のヘンリー・カヴィルさんは、『マン・オブ・スティール』(13)などでスーパーマンを演じていますよね。彼は、スポットライトを浴びる緊張感で出るアドレナリンを、「気持ちいい!」と感じるそうですが、DAIGOさんはどうですか? DAIGO:24時間テレビの100キロマラソンもそうですが、サポートしてくれるチームがあって、沿道やテレビで応援してくれる皆さんがいて、僕と一緒に走ってくれたカメラの方がいて、一人じゃないという感覚と、走り切らなきゃいけないっていうミッションがあったから、奇跡的なパワーが生まれて走り切ることができました。その感覚に近いものがある気がしますね。プレッシャーが力に変わる瞬間って、あるのかもしれない。