DAIGO、「ヤバい、できないかも」人生一番の“インポッシブル”な状況とは?
トムの前作超えのアクション、走るシーンも全速力 「ぼくはあんなに走れません」
――『ミッション:インポッシブル』シリーズはご覧になっていましたか? DAIGO:もちろん! でも20何年にもおよぶ超大作ですからオファーをいただいて、あらためて全部(5作)見返しました。めちゃくちゃ面白いし、すべてに意味があるから目が離せない。ドキドキさせられっ放しだし、メッセージ性もある。前作『ローグ・ネイション』(15)でいうと、イーサン・ハント(トム・クルーズ)にも、イーサンが所属するIMF(Impossible Mission Force、)にも、シンジケートのボスのソロモン・レーン(ショーン・ハリス)にも、それぞれ理想とする世界があって、皆、自分が正しいって本気で思っているからこそ、ああいう行動にでる。誰が正しいのか、考えさせられてしまう部分もありますが、イーサン・ハントは常に命がけのアクションでそれを解決していく。そのアクションにも惹かれます。メイキングを見ると、トム・クルーズさんのアクション、本当に次元が違い過ぎる! ――毎回、前作超えのアクションを繰り出すなんて、むちゃですよ! しかもどんどん歳を重ねているのに。 DAIGO:毎回、これ以上のアクションなんてないんじゃないかって思うけど、絶対やるじゃないですか。本当に不老不死なんじゃないかって思いますよ。身体能力も高いし、見た目もお若いし。走るシーンも全速力! 僕はあんなに走れません。 ――もし出演する方でオファーがあったら鍛えますか? DAIGO:それはもう、すべての時間をトレーニングに当てて、死に物狂いでやりますけど……。人ができないミッションを果たす仕事振りが、トム・クルーズさんがずっとスターでいる所以なのかなって思います。 ――本作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』では、ウォーカーさんも飛行機の後ろから飛び降りていましたけど……。 DAIGO:いや、無理っしょ(笑)。無理だと思いますよ、正直。いや、怖いですよ。トム・クルーズさんが離陸する飛行機の外扉に掴まっているメイキングなんて見ていられないですよ! ビルからビルに飛び移って骨折して、でも芝居を続けているシーンも映画で使われているそうですし……。2000時間くらい訓練して、ヘリも自分で運転して、本当に命かけてますよね。 ――トムのギャラが高いとしても頷けますよね。命の額だと思うと……。 DAIGO:チャレンジすること自体すごい。たとえば朝まで仕事して、体力的にしんどいなって思う時にトムを思い出して、いやいや、しんどいなんて言ってる場合じゃないな! と(笑)。僕はできないけど、なんかパワーをくれる。自分の限界をある意味、壊してくれるというか。限界を引き上げてくれる。そういう映画ですよね。