異例中の異例で3度目のリマッチ!MIRAIと青野未来の壮絶死闘はフルタイムドローからのフルタイムドロー!
青野はMIRAIの利き腕である左腕への一点集中攻撃を重ね、MIRAIが腕をかばい始めると冷酷なローキック連打で左足も潰していくというクレバーな試合運びを見せる。 対するMIRAIは敢えて痛む左腕でのエルボーで突っ張っていく意地を見せ、グラウンドでのサブミッションを中心に青野の足へ集中攻撃。互いの武器を削り合う死闘が展開されていく。 終盤には当たりさえすれば一撃で試合が終わりかねない大技が乱れ飛ぶも、決着が付くことはなく15分フルタイムドローを告げるゴングが鳴る。
5分間の延長戦が決定すると、MIRAIはゴングを待たずに水を飲んでいる途中だった青野を急襲。 互いにガムシャラなマウントエルボーの打ち合いやリング内外でのラリアットの打ち合いが展開。2人ともほぼノンストップでバチバチの殴り合いを展開するも勝敗が付くこと無く5分経過。 結果は引き分けとなり、6月29日の仙台大会にて1回戦の再々試合が決定。異例中の異例である裁定となったが、大注目のドル箱カードが3回も続けて見られることを喜ぶファンも多い。 試合後、喉元にラリアットを受けすぎて声が出ない様子の青野は「引き分けじゃダメなんです。私は一番にならなきゃダメなんです。そのためにこのマリーゴールドに来た。チャンスって、そんなに無いと思う。特に、大きなチャンスは1回逃すと中々、手に入れるのが難しい。それを知ってるから」と絞り出すようにコメント。 一方のMIRAIは「なんで?なんで?なんで勝てない?あんなに、あそこまでやってるのに!なんで勝てないんだよッ?!。青野未来に勝ちたい!そしてあのベルトの初代王者になりたい!あのベルトを獲るには、もっと馬鹿にならないといけない気がします。もっとさらけ出せ!もっと馬鹿になれ自分!」と叫び、3度目の正直で必勝を誓った。
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