ナミュールが引退 連覇狙ったマイルCSで17着大敗 立て直してレースを使うリスクを考慮
17日のGⅠマイルCSで17着に終わったナミュール(牝5・高野)が引退、繫殖入りすることが分かった。20日にキャロットクラブのホームページ上で発表されたもの。 同馬は連覇を狙った先のマイルCSのレース後にC・デムーロ騎手が下馬。その後の獣医師によるチェックでは異常こそなかったものの、19日には招待を受諾していたGⅠ香港マイル(12月8日=シャティン芝1600メートル)を回避することが同ホームページ上で発表されていた。今後、立て直してレースを使うリスクを考慮し、引退の決断に至った。 父ハービンジャー、母サンブルエミューズ(父ダイワメジャー)の血統。3歳春にGⅡチューリップ賞で重賞初制覇を成し遂げると、牝馬3冠で皆勤し10→3→2着と結果を残した。4歳秋にはレース当日に乗り替わった藤岡康太騎手の手綱でマイルCSを制し、GⅠ初制覇を達成した。通算成績18戦5勝(重賞3勝)、JRAの収得賞金は5億963万円。
東スポ競馬編集部