琉球ゴールデンキングスU15をJr.ウインターカップのベスト4に導いた末広朋也ヘッドコーチ「選手の成長を邪魔しない」
「Bリーガーを輩出する都道府県で沖縄県を一番に」
琉球のU15チームとしては、将来的にトップチームで活躍する選手の輩出が最重要事項となる。しかし、コンスタントに強豪であり続けている琉球のオファーを勝ち取る難易度は高く、末広コーチはより大局的な見方として沖縄バスケ界のさらなる発展も大切にしている。「僕の野望はBリーガーを輩出する都道府県で沖縄県を一番にすることです。今は神奈川県に負けているので、10年後に抜かしていたいです」 そして明日のメリノール学院中との試合に向けて、「キングスはリバウンド、ルーズボールが絶対的な強みで、今日の僕たちもそこに集中していました。そこに子供らしさ、中学生らしさということで超高速バスケを掲げています。メリノールにもその部分で挑戦していきたいです」と意気込みを語った。 琉球らしさ、そこにガードの個の打開力を生かしたトランジションという沖縄らしさを押し出したバスケで、U15カテゴリーの常勝チームを相手にどんな戦いを見せるのか。トップチームと同じく、自分たちより大きな相手に気持ちで屈せず真っ向勝負で挑む『アイランドメンタリティー』を見せてもらいたい。
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