きょうは各地で師走並みの寒さになりそうです。豪雪で知られる青森県の酸ヶ湯では、1日で70センチ近く雪が積もったほか、けさは関東でも広く今季一番の冷え込みとなりました。 記者 「午前9時ごろの草津です。きのう降った雪が、椅子の上で凍ってしまっています」 北海道からの温泉客 「いやー、もう風が冷たくて。釧路も寒いですけど、きょうはこっちの方が寒いですね」 人気観光地＝草津温泉のある群馬県草津町では、最低気温マイナス2.4℃と今季一番の冷え込みに。公共の足湯には、「寒くて出られない」と話す観光客もいました。 東京からの観光客（20代） 「あったかいよね。いや何かほんと、心まであったかくなるような温かさがあります」 また、きょうは東京都心でも冷たい北風が吹き、上着やマフラーで寒さをしのぐ人の姿もありました。 30代女性 「（Q.朝起きた時、寒さはどう感じた）なんか…ぶるって、寒いなって思いました」 20代女性 「急に寒くなっちゃって、何を着ていけばいいかわからなくなっちゃいました。きのうまではもっと薄手のアウターだった。きょうは完全に冬のコートを出しました」 きょう東京都心では気温が13℃までしか上がらない見込みで、このほか関東で予想される最高気温は、▼さいたまや横浜などで13℃、▼千葉や水戸などで12℃となっています。 きょうは強い寒気の影響で広く師走並みの寒さとなっていて、北日本を中心に一気に雪が積もった所もあります。 きのう全国でこの冬初の大雪警報が出た青森県の酸ヶ湯では、積雪が一時69センチに達し、1日に積もった雪の量としては11月の観測史上最大となりました。 気象台によりますと、雪の峠は超えたといいますが、温泉旅館周辺ではけさも雪が残り観光客や旅館の従業員が雪かきに追われていました。 京都からの観光客 「初めてです。こんなにすごい雪なのにきれいに道もかいてくれて。さすが雪国。無事に帰れることだけを考えています」